土木・建築工事の設計・施工対応
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株式会社 中村組

ブロック舗装工事

インターロッキングブロック舗装

ブロック間の隙間に砂を充填することによって、荷重分散効果を高めた工法をインターロッキングブロックといいます。日本国内では、歩道や車道、建築外構など様々な場所で施工されていて、バリエーションが豊富なブロックの形状やカラーリングを組み合わせることで、デザイン性の高い舗装環境を造ることが可能です。

ブロックの種類

公道でよく使われている、舗装用ブロックの種類の一部を紹介します。

リサイクルブロック

建築用骨材やガラスくず、上水汚泥、溶解スラッグなどを資源リサイクルしたブロックです。通常のコンクリートブロックよりも滑りにくく頑丈に作られています。また、保水性も高いので水たまりができにくいのも特長です。このリサイクルブロックは、公園や歩道などの公道でも広く施工されています。私たちがよく見る、ブロックで舗装された歩道は、大抵このリサイクルブロックが使われています。

植生用ブロック

植生用ブロック

デパートや図書館など、公共施設でよくみられる、ブロックのつなぎ目から芝生が生えているのが植生用ブロックです。これには、環境緑化効果があると共に、制度上のメリットとして緑被率を向上して、緑地として算入できる利点があります。これは、敷地面積に対して一定割合を録化しなければならない、「緑化地域制度」が対象になる地域での施工に適しています。

保水性 透水性ブロック

ブロックの保水性を高める加工を施したものです。ブロックに含まれる水分が日射によって蒸発することで、気化熱の作用が起こり路面温度を抑制します。これは、ヒートアイランド現象の抑制にもつながる作用です。ブロックの内部は多孔質な状態で形成されており、スポンジのように水分を含みつつも、余剰水分は地中に戻す働きがあり、地下水保全の効果も期待できます。